横浜中華街に見る集客の差別化 その2

横浜中華街特集、2記事め。
その1はこちら

口コミのお店でランチを食べた私たち一行は、
お土産を探しながら、散策を続けます。

差別化2:オモシロおかしいセールストーク

「ただいま必死に作ってイマスヨ~、ちょっと見ていってクダサイネ~」

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と叫びながら名物ママっぽい方が、
包丁片手に試食用のお菓子を 配っています。

そんなに必死じゃない様と、
言葉とのギャップにクスっとしてしまった私を、
お母さんは見逃しませんでした。

必死?に切った試食品をサっと渡し、
お店の中に速やかに誘導します。
試食品はあんこがたっぷり詰まった月餅というお菓子。

その元気のよさと、
ちょいちょいオモシロいところを混ぜてくる巧妙な語り口。

勢いそのままに手に渡された試食品の効果か、
私を含め、お客さんがスルスルとお店の中に吸い込まれていきます。

栗をガツガツ押し売ってくるお兄さんと、
クスっとくるトークを大声で叫びながら試食品を渡してくるお母さん。

やってること自体はそれぞれ大きく変わらないんだけど、
このあたりの微妙なセンスが繁盛店のもてるワザなのか。

デパートの即売会的な人間味のある営業は、
まだまだ効果が高いなと実感しました。

そのお店は後に繁盛店だと妻に教えてもらった重慶飯店さん。

自社ホームページを見ると、なるほど。
かなり経営母体が大きく、セールスがしっかりしている理由がわかります。

facebookやTwitterも積極的に活用。
予約受付やクーポン発行、通販などなど、
かなりネット営業にも力が入れていることが伺えます。

差別化3:サっと出てくるカゴ

そんな、ネットでの販促活動のことは、
当時まだ知らない私たち。

お店の中に入って手ぶらのまま、
女性の顔ほどの大きさの肉まんを眺めていると、
別の男性店員がサっとカゴを渡してこれまた軽快に、
商品の簡単な説明をしてくれました。

もともと、フラっと寄った程度で、
がっつり買い物をする気はなかったんですが、
自然にカゴを渡されたことより、
カゴを持っていない状態よりも何かを買っていくか…
という心理に変化したのを覚えています。

差別化4:心配り&セールスのバランス

そのあとも、
同じ商品でもお得なバラエティセットを進めてくれたり、
少し賞味期限が短い(それでも4日)商品を冷凍できるので問題ないとしつつも10%にしてくれたりなど、
スゥっと入ってくる心配りの中に上手く混ぜ込んだ少しのセールスが、
カゴの中の商品を自然と増やしていきます。

実はかなりのセールスを受けているものの、
そんな実感はなく、むしろ得をした気さえするショッピング。
横浜中華街でのお土産をほぼこのお店で済ませてしまったほどでした。

差別化にならなかった1:広告

じつは地下鉄から横浜中華街のメインストリートに入るまでに、
駅校内の壁面広告や、中華街パンフレットなど、
多くの場所でお店の広告を目にしていましたが、
私たちがその情報をもとに選んだお店は1件もありませんでした。

私自身は広告の仕事をしているから避ける傾向にあるかも知れませんが、
普通の方に対しても、きっと、
ここまで上げてきた差別化ほどの費用対効果は広告には上げられないように思います。

セールスだけでもダメ。
心遣いだけでもダメ。

お金を出して広告に垂れ流すより、努力や人間力で地道に勝負!
ネットもリアルも変わらないなと改めて実感できた良旅でした。

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