【WELQ炎上祭り】に学ぶ、ライター&発注者への6つの提案。ネット著作権の今と、身の振り方を考える

今、あなたの中で盛り上がってるのは「いい肉の日ネタ」でしょうか、それとも昨日発売した「ファイナルファンタジーXV」でしょうか。

いやいや、やっぱり炎上真っ盛りの「welqウェルク祭り」でしょう。

、、ということで、
welq炎上問題のポイントと、影響あるWEB集客&制作現場への解決案・ご提案をしたためました。

気をつけよう
火の不始末と
著作権

流行語大賞の追加ノミネートへ「welq祭り」「永江(さん)砲」に1票。

 

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そもそもWELQ炎上問題とは

乗り遅れた方の為に簡単にご紹介。

打たれる側は、球団もお持ちの大手ネット系企業DeNAさんが運営するwelqというメディア。
対しまして砲撃手は、有名ブロガー&WEBコンサル他〜な永江さんです。

私はクリエイター出身のマーケターなもので、
「キュレーションメディア」という概念はあまりしっくりこなかったので「時代かなぁ」と思いつつスルーしてましたが、

「肩こりの原因は幽霊」
「家系ラーメンは風邪に効く」

出典:医学デマサイト「WELQ(ウェルク)」が全面非公開へ!人々の命を守る都の「健康安全部」も大活躍 | 東京都議会議員 おときた駿 公式サイト

(この出典はセーフなのか?…ってビクビクしながら。)

などの記事でアクセス(お金も)稼いでるとか、今回の件で知りました。。
で、ぜっさん大炎上が起こっております。
Google先生…。

 

、、、で、
事の顛末は本編をご覧頂くと良いと思いますが、この記事では「WEB集客に関わる方向けのご提案」「ライターさんへのご提案」をしたためてまいります。

 

パクリWebスパムのウェルク(welq)はどのようにして誕生したのか(シリーズ第4回)

出典:More Access! More Fun!| 永江一石のITマーケティング日記

当記事執筆時点で感動の4部作。続編に期待が高まります。

 

ざっくり言うと、
DeNAという「大企業」がクラウドソーシングで安い(質も価格も)記事を大量生産し、welqというメディアでお金稼ぎ。
「人の命に関わる医療関連の記事を素人さんが書いて、内容も管理もずさん」なのでそれは完全にダメでしょう…ということで、
有名ブロガーさんの目に止まり、砲撃開始で涙目。(世にいう永江(さん)砲)

そこから、

  • 社員さんや、ライターからの内部告発(Buzzfeed記事
  • 都議(おときた駿さん)
  • 都(東京都の健康安全部)

と、強力過ぎるw支援砲撃もあり、
表から見る限りは、今まさに沈没寸前、というか今見たらサイトが閉鎖に追い込まれてる。。

【2016/12/01 23:15追記】
DeNA、運営する9メディアの全記事を非公開へ(WELQ、iemo、Find Travel、cuta、UpIn、CAFY、JOOY、GOIN、PUUL)

出典:MarkeZine(マーケジン)

 

WEBの世界は、グレーだらけだ

出典、引用、出所などと書けば「他人の文章や画像は使ってもいいっしょ!」みたいな風潮は、WEBの世界では年々高まりを感じていました。スマホの台頭でWEBが一般の人にまで解放されてはいますが、「著作権」「肖像権」などの知見は無いに等しいので、そこにギャップが生まれるのでしょう。

私は「つくる側」も「つくって頂く側」も経験していたので、もんもんとしていたワケですが、日々勉強中の身ですので「真っ白だぜ!」なんて言えないのも正直なところ。
(かなり気をつけてはきましたが)

 

で、
私は弁護士ではないので、
著作権の明確な定義などは触れません。
定義を見ても、実務の現場と照合するのが難しすぎます。

 

結構前ですが、この辺の本を読みましたので、
おすすめしてみます。
(是非、弁護士さんが監修してるやつを。↓どちらも弁護士さんの名前有)

img_1056

少し古いので、新しいやつも読まねば…

 

文章などの、著作&制作現場の実情

今回メインで燃えているのはこの部分。
数サイトめぐって、パクって、数文字イジってできあがり。
日本語がおかしいうえ、医療的なテーマなので、もう穴しかないという状態ですね。

、、、でそんなメディアは業界問わずごまんとあります。、、、と感想を述べてる方も多いはず。
Facebookで身に覚えのないのに自分のタイムラインに飛びこんできて、やたらと「いいね!」がついてる謎メディアは、このパターンが結構あるんじゃなかろうか。

ウチはクラウドソーシングでランサーズさんを使うことが多いんですが、
ライティングの発注を試しに何度かやりましたがすぐにやめました。
文化として「どこかからパクって調製」というのが仕上がってて使い物にならーぬだったのです。

そんな状態もあり、コピペチェックツールを使ってパクリチェックをすることが前提になっています。
ランサーズさんも公式にチェックツールをリリース。
黙認しているのかしていないのか。。。

 

そんな事情もあり、特に大手さんが絡むプロジェクトでは絶対に使いません、こちらの首が飛びますw
(予算がなくて使わざるを得ない場合は、顧客の同意のもとに使うことも)

 

画像などの、著作&制作現場の実情

昔は例えば、A4のチラシを発注したとして、
マスターデータ(修正したりする場合に必要な大元のファイル)や、
著作権を完全に移譲する場合は、高額な費用が別途発生するのが普通でした。

それがあるから、著作者や製作会社は修正案件でも売上になっていた。
今でも大所ではそういった慣習が残ってるでしょう。

 

で昨今、
クラウドソーシング台頭で著作権という概念がフワフワとした状態に。
これは、発注を受ける側がその認識が甘いかつ、サクッと契約書の印鑑無しに発注できるので起こってしまうのかなと思います。

なので、ウチは基本、著作権含む全権利を移譲頂くうえでの発注にしています。

知人経由ですが、クラウドソーシングの中の人も、レベルの低い人が多すぎて頭を抱えているとのことでした。
(すべての人がそうじゃない!素晴らしい人もめっちゃいますよ!)

 

バカ真面目にやってればいいのか、でも売上という現実が…

コンテンツイズキング、コンテンツマーケティングマンセーになって4,5年でしょうか。
格安ライターを使ってメディアをつくることが盛り上がってきた背景には、

  • SEOで本当に順位があがって集客増、成功事例が散見
  • 広告費の高騰によって、有料広告以外で集客をせねば!
  • WEB担当者の仕事は複雑化&増え続ける…
  • でも昨対売上落としちゃだめーよ★

があったことが予想されます。

 

この物余りの時代に、「口先だけ」で昨対130%という幹部がいることも結構な厄災。
商品やサービスがそのままで、リスクも取らず、それをやるのは…。

先日こんな本を読みまして、
「パクりはダメ!」「引用は敬意をもって」「コンテンツと関わる人たちへの、愛」という内容でした。
漫画風なのでわかりやすく、初心者さんでもサクサク読めます。


この本ではまさにパクリ放題の「キュレーションメディア」が悪役wとして出てきて、
今回のケースに似ているのでデジャブでオススメです。

しかしキレイごとだけではビジネスは前に進まないし、食っていけません。。

 

仕事を失う人々

こういう「アンチ、クラウドライター!」な風潮が高まると、
真面目にやってる人や、それで生活してた人が悪影響を受けることでしょう。

このニュースを読んだ人なら、
「意を決してコンテンツマーケ、オウンドメディアに挑んだけど、むりげーだわ」と
撤退モードに。

そんな発想に待ったをかけてみたいと思います。

 

発注されたい側にも、
発注したい側にも、
やさしい解決策を考えてみました。

「起こっていることはすべて正しい」と数多の有名な人が言いましたが、
やはり自分の環境を変えることからチャレンジしたい。してほしい。

 

こんな解決策はどげんですか?

発注されたい側への解決策(ライター)

A1:得意なテーマを持ちましょう。

とくにライターさんは、なんでもこい!みたいなのが一番お願いしづらい。
何でもOKということは、真面目に取材して書くか、パクるかのどちらかでしょう。
前者だとたぶん割にあわない。(発注側も受ける側も)

なので、得意な分野を常に極めておいてください。

  • 野菜ソムリエとったので、野菜記事まかせろ!
  • 管理栄養士とったので、栄養記事まかせろ!
  • 毎日5km、5年間歩いてるので、ウォーキング記事まかせろ!
    (栄養と医療の線は私にはわかりません、あくまで案ということで…)

そんな感じで得意分野の実績、民間でも良いので資格があるとお願いしやすい。

ライターさん側は短い時間で楽しくかける&ライバル減るので時給UP。
発注側は収益性(SEO&信頼性)の期待できる、オリジナル性の高い良質な記事が手に入る。
うーむ、なかなかのwin-winではなかろうか。

ライターとして100人に一人のスキル。
野菜マニアとして100人に一人のスキル。
このスキルを組み合わせると何人に一人の「稼げるレア人間」になれるかは↓の本で。

 

A2:得意なテーマの仲間で群れましょう

さらにいうと、群れて頂きたい。
ノマドが流行った少し後くらいに「ギルド」という言葉も流行りました。

例えば、野菜記事に得意な方々が集まって、
グループとして仕事を受注し助け合うチームなワークスタイル。
定期的な勉強会でスキルアップもお願いします。

発注側としては、個人よりも数人のチームの方が発注しやすい。
質の安定もそうですが、交通事故にあって納品できません…みたいなリスクが減りますので。

 

例えば、こんなチーム、キャッチーじゃないですか?↓

  • 野菜の記事なら、チーム:ミックスベジタブルへ!ソムリエ多数の本格ベジライティングw
  • ウォーキング記事なら、チーム:ニノミヤキンジLAWへ!毎日チーム合計100km歩く、ウォークのプロが執筆中ww

めっちゃお仕事してみたい。。

 

発注したい側への解決案(企業のWEB担当者)

B1:外部ライターとして提携

けっこう多くの専門メディアがやってますよね。
自社に関わる趣味をもったライターさんと提携して育てていきましょう。
事例は「●メディア名● ライター募集」検索とかで出てきます。

その時のポイントは、プロフィールや事例の公開をOKとすること。
その方のHPやブログへのリンク導線も。
フリーランスなライターさんはお金よりもそういう「社会に認められてる」ところにシックリくる方が多い。
その後のキャリアアップにもつながりますしね。
責任も発生するので、より良い仕事につながるはず。

 

B2:クラウドつかうなら、得意を活かす発注を

クラウドソーシングで探すにしても「得意」な方を見つけましょう。
得意分野の方は、苦手な方に比べ調査・取材時間が減るので、質とスピードがアップ。

金額もそんなに馬鹿高くならないでしょう。
金額をおさえたければ、数記事まとめたボリューム発注だと、ライターさんも応じてくれるはず!

 

B3:リアルのライターさんが、実は狙い目かも

主婦の副業視点での「ライターで小遣い稼ぎ!」な情報は結構出回っていて、自治体の補助を受けながらセミナーやってたりする事例があります。

「ライター コミュニティ ●地域名●」「ライター 勉強会 ●地域名●」で検索すると都市圏ではそこそこ出てくると思う。
福岡では知人のコミュニティが出てきます。

 

で、
そういった地域のライターチームは、主婦、つまり女性で社会的な常識のある方、守るべきものがある方が多い。

かつ、
取材に行って簡単な撮影をしてくれる方もいらっしゃるので、地域性の高い教育、観光、飲食関連であればコスパが高くて上手くいくでしょう。
真面目に丁寧に仕事をして頂き、私もけっこう助けられました。

 

B4:社員を、名物広報に仕立て上げる

外部のライターではなく、自社の社員で尖った人かつ、愛社精神に溢れた方がいれば、キャラ立ちさせたうえで広報隊長として抜擢、WEBの世界へデビュー(発射)頂きましょうw
有象無象があふれるWEBで、実名&顔出しが差別化と信頼性につながります。

企業が大きくなるほど簡単にやれない分、競合優位に。
私も顔出し実名で最近このブログをリニューアル。つまりそういうことです。

WEB業界ではLIGの広報さんなんかが有名ですね。

 

、、、ということで以上、
ウェルク祭りから著作権〜実務的な解決方法まで走り抜けました。

アメリカは世界の警察をやめるなんて話がありますが、日本のWEB界隈の警察は、パトロールが活性化しそうです。次に祭り上げられるのはどのメディアでしょうか…。

西の果てから祭りに遠隔参加した気分になれたので、
続編を待ちつつ、実務にもどります。

。。。と思ってたら、公開直前に続編が。

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