無料ネットショップへ気軽に出店すると必ず失敗する5つの理由

無料で出店できるネットショップが増えてきましたが、とくに大手Yahooショッピングが無料化を発表したことでその勢いはさらに加速。

その波に乗って小さな飲食店さんが、
「時代は無料ECだ!私も出店してみよう」なんてやっても、

まず売れません。

むしろ赤字を垂れ流すことに。

今回は時代の流れに逆行して、『無料ネットショップで簡単に成功できるほど甘くない』『相当な覚悟をもつべきである』という理由を、ECコンサル視点でまとめてみました。
無料ほど高いものは無いとはよく言ったものだ、、なんて思うわけです…。

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ネットショップ市場の動向をちょっとおさらい

ネットショップ各社の料金

ここ数年でネットショップの無料化が進んでいるのをご存じでしたか?
もともと有料のサービスも無料プランを出すなど、ネットショップ開店のハードルがどんどん低くなっています。

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引用させて頂きました、ありがとうございます。

ヤフーショッピングが無料になったので他社状況も調べて料金表を作ってみた

 

砂漠のど真ん中に開店?

知人の上手な言い回しを拝借すると、
「ネット上にお店を出すことは、砂漠のど真ん中に実店舗を構えるのと同じこと。」

どんなにおいしいお店でも、サハラ砂漠のど真ん中にまで食べに行く人はいないでしょう。

そう、ネットショップは開店時点では集客経路が少ないため、誰かに知ってもらって足を運んでもらう努力から始まります。
とくに楽天やYahooなどのモールではなく、本店として独自ドメイン運用する場合は、本当に誰も来ません。

そんなワケで本気でネットショップで稼ごうと思うと、投資をして回収をするという発想になります。

実は私、ここ半年くらいはネットショップのコンサル業務が多く、某アパレルメーカーさんのネットショップの「商品開発>撮影>商品登録>ページ制作>広告で集客」などを一気通貫でまかせて頂いておりますありがとうございます。
契約上、売上が上がるほど報酬も上がるようになってるのでかなり頑張って販売しようと努力するワケです。

そんな「にんじん」をぶら下げられた専門家でさえ、大きな売上目標を早く達成することは難しいです。くじけそうになります。

小さな飲食店が片手間で、しかも無料でやっても儲からないイメージが少しできたかと思います。

ここからが具体的な5つの理由です。

無料ネットショップで失敗する理由

理由1:ライバルが増える

無料なので当然、ライバルが増えます。

あなたがラーメン屋だとして、半径5km圏内にあなたのお店しかラーメン屋がなければラクなものです。
しかしある日、「ラーメン屋開業補助金」という謎の自治体の補助金制度のおかげで無料出店できるようになり、商圏のラーメン屋が150件に。
壮絶なお客様の奪いあいになりますよね。
↑補助金部分はフィクションです。

事実、
Yahooショッピングは怒涛の勢いで出店数が増えており、しかも個人も混ざっている為、ルール無用の異種格闘技戦のような地獄絵図が期待できます…。

「Yahoo!ショッピング」「ヤフオク!」への新規出店希望が爆増
Yahoo! JAPANの新戦略「eコマース革命」発表で数百倍にも

わずか一日で「Yahoo!ショッピング」:ストア10,000件、個人16,000件

理由2:手間が増える

運営するだけで、もともと手間がかかるネットショップ運営。
それを補助するために、システム側で様々な便利機能が用意されているものですが、「この機能使えるでしょ?」っていうのが無料だと使えない…というのがザラ。

たとえばエクセル(CSV)で商品情報をまとめて、ネットショップに登録する便利な機能が、有料だとついてるけど、無料だと使えない…などですね。
商品画像を一括でアップロード機能なんかも同じです。

理由3:集客できない

そもそもネットショップは検索順位を上げることに向いていません。
そのためブログなどに比べて、検索エンジンからの集客が期待できないんです。

主な理由は2つあって、

無駄なソースが多い

ネットショップはブログと比べると、カートや決済機能など様々な機能がついていて裏側のプログラムがかなり複雑です。
ソースとかタグとかって言われる部分です。

Google様は複雑なソースより、ブログなどのようなキレイなソースを検索上位にランクづける傾向があります。

検索エンジン上のライバルが多い

商品名で検索すれば出てくれば良いですが、日本国内にたくさんあるネットショップ。
似たような商品が、似たような情報で販売されているものです。

どんぐりの背比べ状態です。

また同じ商品でも、価格.comや楽天など、大手が上位を牛耳っていることが多く、その順位を超えることは容易ではありません。
ブログだとやりかたによっては、大手と十分戦えるんですけどね。

理由4:結局有料オプション化

無料だと結局、

  • 手間が増える
  • 客がこない

ので戦えません。
スタートラインにすら立つことは難しいです。

なので結局、有料オプションを利用して便利機能を使えるようにしたり、多額の広告費を使って集客することになります。
無料じゃなくなる瞬間ですね。

実際に、Yahooショッピング側は無料化後の収益を「出店料収入>広告収入」に切り替えると考えられています。

「ヤフーは間違っていた」と孫社長 EC出店料の無料化という「革命」に打って出る狙いは

理由5:疲れて閉店へ。

ここまでの理由のように、かなり労力がかかります。

しかも、ネットショップはオープン自体も準備や審査に時間がかかるので、この問題に気づくまで平気で半年かかったりします。
既にあなたが動いた人件費で大赤字。

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失ったお金は稼げばいいですが、
失った時間はもどってきません。

下手をするとあなたの実店舗の経営にまで影響する可能性があるため、まともな判断力が残っていれば、心身ともに疲れて閉店へ。

まとめ

なんとなく開店するだけで、
一財産築ける時代は終わりました。

今回は「無料だからといって安易に出店しないで!」ということを言いたかったため、結びが湿っぽい感じになりましたが、ネット上のサービスはとくに、

『無料ほど高いもの(手間)はない』

という意識を持ち続けたいものです。

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